リアル企業をDXする!実践論者のためのDX思考

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第7回 DX 組織

第7回 DX 組織

DXの船に誰を乗せるか? 図表:当連載の全体構成 ※〇数字は連載回  コロナ禍の中で、約4ヶ月近くに渡る連載も、最終回です。今回は、ひょっとすると、読者の皆さんにとって最も関心のあるテーマかもしれません。 DXの構想も描いた、推進組織も作った。 しかし、では誰にDXの推進を委ねるのか?  真摯にデジタル変革を勤しむ企業でも、最後に行きつくのは人の問題です。一見、デジタル人材そのものでありそうな、CIOや情報システム部門ですが、システム部門は社内システムの構築や運用(に

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第6回 DX DRIVE

第6回 DX DRIVE

DXについて一番、相談されること  私が、前職のファミリーマートでDXを推進する中、社外のデジタル担当の方から最も多く受けた相談が、 「DX推進組織は、会社のどこの部門にあって、どんな役割を担っているのですか?」 と言う質問です。  詳しくお聞きすると、どこの企業もデジタル、DXの推進組織を設立したが、社内の様々な組織が動いてくれず、生々しく言えば抵抗にあって、遅々としてDXが進んで行かないと言うのです。  残念ながら、企業変革の経験の少ない企業人(経営陣を含め)が、とても

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第1回 DX幻想を叩き斬る 前編

第1回 DX幻想を叩き斬る 前編

はじめに  新卒で三菱商事に入社、情報産業グループに配属となり、まだYouTubeもなかった時代に(!)今のNHKオンデマンドの商用実験に取り組んでいました。その後、三菱商事の投資先だった新浪剛史さん時代のローソンに出向して、Pontaポイント導入によるCRM構築や、シリコンバレー企業との提携交渉などをしていました。  それから米国の戦略コンサルティングファームのボストンコンサルティンググループ(BCG)に移り、BCGでもプロジェクトの大半は、日本の大手企業のデジタルサービ

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第2回 DX幻想を叩き斬る 中編

第2回 DX幻想を叩き斬る 中編

 様々な会社で、デジタルの責任者、スタッフの方々を悩ませているのが、経営陣がDXに対して変な幻想にハマっていることです。なかなか、それを直言することもできないようで、世のデジタル変革リーダー達の声を、私が代弁するつもりで、DX幻想についてお伝えして行きます。  前編のPDCA幻想に続いて、中編ではデジタル流行語的な「デジタルマーケ幻想」「データ&AI幻想」「デザインシンキング幻想」を見て行きましょう。 図表:当連載の全体構成 ※〇数字は連載回 DX幻想2.デジタルマーケ幻

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第3回 DX幻想を叩き斬る 後編

第3回 DX幻想を叩き斬る 後編

前編、中編で、PDCA幻想、デジタルマーケ幻想、データ&AI幻想、デザインシンキング幻想と、日本企業の経営陣がハマっている4つのDX幻想についてお話ししてきました。 後編では、残り3つの「POC幻想」、「情シス幻想」、そして「アナログ幻想」を見て行きましょう。 図表:当連載の全体構成 ※〇数字は連載回 DX幻想5.POC幻想 ―安全なところで試しておけば、デジタル変革が進むと思っている  デジタル変革を力強く推進した結果、もし誤った方向に企業を導いてしまったら、取り返し

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第4回 DXの旅

第4回 DXの旅

DX幻想を越えて  DXの実践について説明する前に、3回をかけて、よくあるDXにまつわる7大幻想を叩き斬って来ました。読者の皆様におかれましては、どうかこんな低次元のDX幻想にハマることなく、正しいDXの実践へ向け、視界がよりクリアになったことを期待しています。 図表:叩き斬るべき、7つのDX幻想 第4回目から、本格的に「DXを実践するとは、どういうことなのか?」、この本質を描いて行きます。 図表:当連載の全体構成 ※〇数字は連載回 DXの踏み絵  昨今、日々、D

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第5回 DX ROADMAP

第5回 DX ROADMAP

DXの旅  前回は、自社の既存コア事業を直接、破壊と創造に取り掛かるか、または自社組織の外に“出島”を作り、未来の新しい本社を創業しに行く気概でやるか、DXはこの2つしかないことを示しました。  「コア事業の破壊と創造」「出島での未来の本社創業」―この2つこそが本物のDXであり、当然、一朝一夕で実現するものではありません。5年いや10年以上の長旅です。 図表:デジタルの“踏み絵”全体像 図表:当連載の全体構成 ※〇数字は連載回 DXの旅 三種の神器  冒険の旅に出る

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